はじめに
はじめまして、現役の救急救命士として病院で勤務しているはるさめと申します。
救急救命士の多くは消防機関に所属し活躍されていますが、私は現在、近畿地方の二次救急指定病院の救急外来で働いています。
「えっ、救命士なのになんで病院にいるの?」
「消防試験に落ちたから病院にいるの?」
よくこんな風に聞かれることがあります。私の場合は半分正解で半分は違います。病院救命士にやりがいを感じています。
なぜ消防でなく病院を選んだのか?
正直に告白すると、私も第一志望は消防でした。しかし消防試験には落ちてしまいました。
落ちた当初は国家試験の日程も近づいてきており、とりあえず国家試験対策をしなければ!と思い就職のことは後回しにしてしまいました。
結局、就職活動を始めたのは国家試験が終了してからになりました。
救命士の国家試験は例年3月の上旬に実施され、合格結果は3月末となっております。
私はとりあえず仕事を探さないとと思い、あらゆる求人サイトを漁りました。が、来年度の新卒採用の求人はほとんどといっていいほどありませんでした。
そうです。就職活動を開始するには遅すぎたのです。
自分で求人を探すのも限界を感じた私は通っていた専門学校に相談にいきました。そこで私は先生よりある病院を勧められました。
その病院は高度救急救命センターであり年間8000件を超える救急受け入れをしている病院でした。
その当時の私は藁にもすがる思いで連絡を取り、翌日に就職面接を受けさせていただくとこになりました。
面接の結果は合格でした。
こうして私の病院救命士としてのキャリアが唐突に始まりました。
消去法で選んだ道だったかもしれません。でも、今の私は胸を張って言えます。 病院救命士になってよかった、ここにやりがいがある、と。
保有資格
・救急救命士
・ICLSプロバイダー
・ACLSプロバイダー
・JPTECプロバイダー
これらの資格を取得したのは、単に自分のスキルアップのためだけではありません。 病院内では、BLS(一次救命処置)などの研修を開催し、他のスタッフに教える場面もあります。その際、「自分自身が確かなエビデンスに基づいた技術を習得している」という自信が、教える際の言葉の重みに繋がると考えてたからです。
ブログ内で発信していくこと
このブログでは主に「消防以外の道を探している学生・受験生」と「病院救命士のリアル」の両方に役立つ情報を、私の実体験ベースで発信したいと考えています。
さいごに
現在、医療現場はどこも深刻な人手不足です。それは救命士に限らず、医師も看護師も同じ。そんな中で、救命士が病院にいる最大のメリットは、「職種間の隙間を埋め、チーム全体の負担をカバーできること」にあると私は実感しています。
消去法で選んだ道だったかもしれません。でも、今の私は胸を張って言えます。 「病院救命士になってよかった。ここには、私にしかできない役割がある」と。

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